2015年12月09日
つくば市高校事情の将来予測
こんにちは。つくば都民です。
私、10数年前はつくば市内にある高校に通っていました。
だから、というわけではないですが、つくば市の高等学校の環境について思うことがあります。
この人口減少社会にも関わらず、つくば市の人口は毎年増えています。
また、若いファミリーが多く移り住んできているからだと思いますが、街には小さな子どもが目立ちます。
本当に少子化なのか、と疑ってしまうくらいです。
現に、数年前に開校した春日学園では年々生徒数が増え、プレハブ校舎を建てて、予想以上の生徒数増加になんとか対応している状況だと聞きます。
生徒が多すぎて、運動会で1人の生徒が参加できる種目がとても少ないという話も聞いたことがあります。
2014年のデータだと、1年生の児童数が242人で7学級あるとのことです。とても多いです。
学校全体の児童数は、学園の森の学校が開校するまではさらに増加するものと思われます。
あまり詳しくないので推測に過ぎないのですが、義務教育である小中学校については、おそらく生徒数に応じて、市が、受け入れ態勢を整える責務があるだと思います。
街の発展に応じ、学校建設や教員の確保などを、例えやりたくなくてもやらなければいけない状況に置かれるものと推測します。
そのため、こうした義務教育の部分はいつか行政が何とかするのだと信じていますが、問題は高校です。
つくば市には、私立も含めてそれなりの数の高校がありますが、現在の学校数で、増加している子供達をどれだけ受け入れることができるかが疑問です。
(学園地域で高校から入学できる公立高校は竹園高校だけです。)
昔と傾向が大きく変化していなければ、茨城県では、県立高校への進学を希望する生徒がとても多いと思います。
都内のように私立高校を第一志望とする人はそれほど多くないのではないかと思います。
茨城県は自転車、バス、電車などを使って遠くの高校まで通うことが当たり前のようになっていますので、必ずしもつくば市内の高校だけが選択肢ではありません。
しかし、守谷市、つくばみらい市、つくば市の人口が年々増えていますので、県南全体で見ても高校が足りなくなってしまうのではないかと思うのです。
県南の私立高校では多くの生徒を受け入れる傾向にあるので、どこにも通えないということは考えにくいと思います。
しかし、公立高校を第一志望にするという傾向が変わらなければ、公立高校の競争率が過度に高まってしまうのではないかと思います。
市は、教育日本一を掲げておきながら、中学校を卒業したあとの生徒に関しては無関心になっているような気がしてなりません。
確かに、分担からすれば高等教育は市町村ではなく県の役割なのかもしれません。
しかし、中学校卒業以降の受け入れ態勢をきちんと整えておかなければ、自分の希望する進路に進めないつくば市民の生徒が増えてしまうことにもなりかねません。
つくば市の中学生は、親の職業も関係していると思いますが、とても優秀だと言われています。
当然、こうした、地域の高校の状況のこともご存知の方が多いと思います。
知っているからこそ、子どもの選択肢を広げるためにも、多くの親が小さい時からしっかりと教育をされているものと思います。市内にある塾の多さがそれをよく物語っています。
また、私の住まいの周りにお住いの方々は、人間的にもとても尊敬できる方々が多く、いわゆる学校の勉強だけではなく、心の教育もしっかりとされているのだろうなぁと思われます。
受験には、もちろんある程度の競争があることは当然です。
都内のように、いろいろな学校の選択肢がある中での競争はあまり問題にならないと思うのですが、現在のつくば市内の高校は生徒数に比してあまりにも選択肢が少ない。
今のままだと、高校受験時に過度の競争心をあおり、本当に大切なものを見失ってしまうのではないかと思うのです。
それか、近くの高校進学を諦め、遠い高校への進学を選択せざるを得ないということになると思います。
今、教育のあり方が見直されており、これから受験制度も徐々に変わっていくものと思います。テストの点だけではない部分もしっかり評価しようという動きにはなってきています。
そうした教育改革の勢いが今よりももっと加速し、高校生くらいの段階で色んな価値観が認められるようになってくれば、この私の懸念も払拭されるかもしれませんが、そんなにすぐに変わってくれるとはどうしても思えないのです。
まだまだ学校教育においては「テストでしっかりと点を取る」ことが求められるのではないかと思います。
今の教育改革も、応用力やコミュニケーション能力など社会で活用できる力の評価をしようとしていますが、やはり基本的な知識なくしてそれは成立しないと思います。
生徒の脳に、多くの知識が詰め込まれることは今も昔もこれからも求められると思いますし、その知識量を評価することがそんなに悪いことだとも思いません。
基礎的な知識無くして十分な応用は利かせられないと思うからです。
個人的には、世の中の役に立って働くことと、テストで良い点を取ることは別の次元の話だと思います。高校受験の競争で前に立てなかったからといって何も気にすることはないと思いますが、それを気にして、自分の将来に自分で限界を作ってしまうのが中学、高校生だと思うんです。
そして、周りに優秀な人が多ければ多いほどそれを感じてしまうと思うのです。
長々と書きましたが、
私はつくば市内の公立中学を卒業した生徒達が通いやすい、市立高校の新設を望みます。
そんな高校ができれば、とても良い学校になると思うんです。
つくば市に住む高校生を、自転車やバスで遠くの土浦市、常総市、牛久市などに時間をかけて通わせていていいのでしょうか。
高校くらいまでつくばで育てば、東京ではなく、つくばで産業を起こそうと思う人間も増えてくるのではないでしょうか。
つくば市は、つくば市に住む宝石のような子供達を、中学までとは言わずに、成人するまでこの街で大切に育てるという感覚を持った方が良いと思います。
それが必ずつくば市の将来の発展につながると思います。
優秀な青年達を、早い段階でつくば市から流出させてはいけません。
私、10数年前はつくば市内にある高校に通っていました。
だから、というわけではないですが、つくば市の高等学校の環境について思うことがあります。
この人口減少社会にも関わらず、つくば市の人口は毎年増えています。
また、若いファミリーが多く移り住んできているからだと思いますが、街には小さな子どもが目立ちます。
本当に少子化なのか、と疑ってしまうくらいです。
現に、数年前に開校した春日学園では年々生徒数が増え、プレハブ校舎を建てて、予想以上の生徒数増加になんとか対応している状況だと聞きます。
生徒が多すぎて、運動会で1人の生徒が参加できる種目がとても少ないという話も聞いたことがあります。
2014年のデータだと、1年生の児童数が242人で7学級あるとのことです。とても多いです。
学校全体の児童数は、学園の森の学校が開校するまではさらに増加するものと思われます。
あまり詳しくないので推測に過ぎないのですが、義務教育である小中学校については、おそらく生徒数に応じて、市が、受け入れ態勢を整える責務があるだと思います。
街の発展に応じ、学校建設や教員の確保などを、例えやりたくなくてもやらなければいけない状況に置かれるものと推測します。
そのため、こうした義務教育の部分はいつか行政が何とかするのだと信じていますが、問題は高校です。
つくば市には、私立も含めてそれなりの数の高校がありますが、現在の学校数で、増加している子供達をどれだけ受け入れることができるかが疑問です。
(学園地域で高校から入学できる公立高校は竹園高校だけです。)
昔と傾向が大きく変化していなければ、茨城県では、県立高校への進学を希望する生徒がとても多いと思います。
都内のように私立高校を第一志望とする人はそれほど多くないのではないかと思います。
茨城県は自転車、バス、電車などを使って遠くの高校まで通うことが当たり前のようになっていますので、必ずしもつくば市内の高校だけが選択肢ではありません。
しかし、守谷市、つくばみらい市、つくば市の人口が年々増えていますので、県南全体で見ても高校が足りなくなってしまうのではないかと思うのです。
県南の私立高校では多くの生徒を受け入れる傾向にあるので、どこにも通えないということは考えにくいと思います。
しかし、公立高校を第一志望にするという傾向が変わらなければ、公立高校の競争率が過度に高まってしまうのではないかと思います。
市は、教育日本一を掲げておきながら、中学校を卒業したあとの生徒に関しては無関心になっているような気がしてなりません。
確かに、分担からすれば高等教育は市町村ではなく県の役割なのかもしれません。
しかし、中学校卒業以降の受け入れ態勢をきちんと整えておかなければ、自分の希望する進路に進めないつくば市民の生徒が増えてしまうことにもなりかねません。
つくば市の中学生は、親の職業も関係していると思いますが、とても優秀だと言われています。
当然、こうした、地域の高校の状況のこともご存知の方が多いと思います。
知っているからこそ、子どもの選択肢を広げるためにも、多くの親が小さい時からしっかりと教育をされているものと思います。市内にある塾の多さがそれをよく物語っています。
また、私の住まいの周りにお住いの方々は、人間的にもとても尊敬できる方々が多く、いわゆる学校の勉強だけではなく、心の教育もしっかりとされているのだろうなぁと思われます。
受験には、もちろんある程度の競争があることは当然です。
都内のように、いろいろな学校の選択肢がある中での競争はあまり問題にならないと思うのですが、現在のつくば市内の高校は生徒数に比してあまりにも選択肢が少ない。
今のままだと、高校受験時に過度の競争心をあおり、本当に大切なものを見失ってしまうのではないかと思うのです。
それか、近くの高校進学を諦め、遠い高校への進学を選択せざるを得ないということになると思います。
今、教育のあり方が見直されており、これから受験制度も徐々に変わっていくものと思います。テストの点だけではない部分もしっかり評価しようという動きにはなってきています。
そうした教育改革の勢いが今よりももっと加速し、高校生くらいの段階で色んな価値観が認められるようになってくれば、この私の懸念も払拭されるかもしれませんが、そんなにすぐに変わってくれるとはどうしても思えないのです。
まだまだ学校教育においては「テストでしっかりと点を取る」ことが求められるのではないかと思います。
今の教育改革も、応用力やコミュニケーション能力など社会で活用できる力の評価をしようとしていますが、やはり基本的な知識なくしてそれは成立しないと思います。
生徒の脳に、多くの知識が詰め込まれることは今も昔もこれからも求められると思いますし、その知識量を評価することがそんなに悪いことだとも思いません。
基礎的な知識無くして十分な応用は利かせられないと思うからです。
個人的には、世の中の役に立って働くことと、テストで良い点を取ることは別の次元の話だと思います。高校受験の競争で前に立てなかったからといって何も気にすることはないと思いますが、それを気にして、自分の将来に自分で限界を作ってしまうのが中学、高校生だと思うんです。
そして、周りに優秀な人が多ければ多いほどそれを感じてしまうと思うのです。
長々と書きましたが、
私はつくば市内の公立中学を卒業した生徒達が通いやすい、市立高校の新設を望みます。
そんな高校ができれば、とても良い学校になると思うんです。
つくば市に住む高校生を、自転車やバスで遠くの土浦市、常総市、牛久市などに時間をかけて通わせていていいのでしょうか。
高校くらいまでつくばで育てば、東京ではなく、つくばで産業を起こそうと思う人間も増えてくるのではないでしょうか。
つくば市は、つくば市に住む宝石のような子供達を、中学までとは言わずに、成人するまでこの街で大切に育てるという感覚を持った方が良いと思います。
それが必ずつくば市の将来の発展につながると思います。
優秀な青年達を、早い段階でつくば市から流出させてはいけません。
Posted by つくば都民 at 22:13│Comments(0)
│つくばのくらし